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「あしたのいまごろ」

<制作> 

 山梨大学映画研究会

 

<制作年度>

 2012年

 

<時間> 

 84分 

 

<出演>  

 山本将広 間瀬寛樹 小池彩 四條朋恵 ほか

 

<監督/脚本/編集>

 神宮司 健

 

<あらすじ>

 - 後悔で人は変われるか?

 

   晴実はどこにでもいる普通の男子大学生。

  取り立ててモテるわけもないし、成績も普通。

  ただし少し普通でないのは、「バッドエンド」の

  映画が好きであるということである。

 

   親しい友人、絵描きを目指す少女、そして

  気になるあの子。それぞれのやり方、形で

  自らの価値を示そうとする人間関係の中で

  こってしまうある事件。

 

   晴実は、悲劇の結末を迎えないためにある

  方法で「保険」をかけていくのだが・・・

 

  その変化は、静かで穏やか。けれど確かな。

  文化系学生達のタイムリープ青春ストーリー。

 

 

<視点>

 大学の同じ研究室の同級生が事故で亡くなった。

 彼のお葬式に出たときに、僕には悲しむ権利が

 あるほど、彼と仲が良かったかと考えてしまった。

 

 もちろん、悲しかった。

 

 人と本気で向き合う機会なんてめったにない。

 けど、そばにいる人だってずっとそばにいるわけ

 じゃないんだ、その時に後悔しないようにしたい、

 という思いが着想。

 

 大学最後の映画だと自分でも感じていたので

 全力で自分の持っているものすべてをかけて

 制作した映画。

 

 珍しく、ハッピーエンドの作品。

 

 このころから、ユメミルのテーマでもある

 「思い出づくりとしての作品作り」という思想で

 制作している。

 

 この”思い出づくり”という意味は、だから適当

 でもいい、という意味でなく、本気で向き合い

 すべてをかけてその時の思いを閉じ込めること。

 

 そのときの作品を見たときに、鮮明に思い出が

 浮かびあがる。そんな作品を作り続けることを

 目標に活動をしている。

 

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